自粛期間が長引いて、やっと動き出したら息切れするようになったという人もいるでしょう。
答えは単純で運動不足です。
年齢などの問題もゼロではありませんし、自粛期間中に動いてなかったことも影響しています。
テレワークが推奨される世の中となりましたが、どうしても運動不足に陥りやすいのです。
解消するためには運動をするしかありませんが、どのような運動をするのかを考えてみる必要があります。
重要なポイントになってくるのは、下半身のトレーニングです。
どうしても上半身からトレーニングしたいところではありますが、ここには明確な理由があります。
下半身には大腿筋を含め非常に大きな筋肉があります。
この筋肉を鍛えることによって、体の基礎代謝を向上させることができるのです。
実際に下半身の筋肉量だけを見ても、全身の6割から7割の量が集中しているため、上半身よりも下半身を先にしなければいけません。
もちろんですが、脂肪がつきにくく痩せやすい体質をつくるためにも、下半身のトレーニングが重要になってきます。
これだけの筋肉量を鍛えられれば、それだけの基礎代謝が向上することになるでしょう。
運動不足で太りやすくなってしまう原因の一つとして、下半身の衰えと基礎代謝の低下が挙げられるのです。
テレワークなどで運動不足になる場合には、どうしても連動しやすい部分になるため注意が必要です。
上半身を鍛えることも大切ではありますが、体幹を鍛えたとしても支えるためのか半身がグラグラでは意味がありません。
どんなにバランスを取ろうとしたところで、支えるための下半身を作らなければ、 力は発揮できないのです。
トレーニングとして勘違いされやすい部分ですが、とても重要なポイントになります。
日常生活という面を考えてみても、下半身を鍛える意味が見えてきます。
普段の生活を考えればすぐに分かりますが、全く歩けなくなったら上半身が筋肉隆々だったとしても使える範囲は限られてしまうのです。
さらにロコモティブシンドロームの問題も出てきます。
ロコモティブシンドロームとは、運動器症候群の略称です。
立つこと、歩くことなど一般の生活の中で必要とされる動きに関して低下している状態を指します。
筋肉や骨関節といったところの運動器に問題が生じている状態で、複数の状態を抱えていることも少なくありません。
このロコモティブシンドロームを抱えている日本人は、予備軍まで入れて4700万人を超えると言われているのです。
桁が大きすぎて把握しにくい部分もありますが、このような状態にならないようにするためにも、普段から下半身を意識していかなければいけません。
プロフィール
みなさん、こんにちは。
たまいです。
接骨院の院長をしながら、プロの格闘技家もしています。
かなり少ない女性の接骨院の院長として群馬県の館林市で活動しておりますが、学生時代はソフトボールの選手でした。
その経験を生かして、女性目線を含め、トレーニングに関する情報発信をしていこうと考えおります。
ほかにはない質の高いトレーニングや知識をご紹介していきますので、末永くよろしくお願いいたします。