むち打ち症は伝えることが大切

むち打ち症は本人が辛い

むち打ち症は交通事故における代表的な怪我ですが、はっきりと診断してもらえない可能性があるのも特徴です。
追突などによって体に強い力がかかったとき、最も重い頭は動きが最後になります。
体は正面に動いて行く時に、まるでむちのように首がしなり、後から頭部がついてくるのです。
この時に首が支えていなければならず、引き抜かれるような強い衝撃がかかります。
筋肉や筋に力がかかるだけではなく、神経や骨にまでダメージを受けるケースがあるのです。
骨にダメージがあればレントゲンではっきりとわかりますが、筋肉や靭帯などではなかなか判断がつかないところに難しさが出てきます。

現実問題として本人には様々な症状が現れているでしょう。
首だけではなくて足に痺れが出てくるケースも少なくありません。
これを主訴と呼びます。
自分が受けている苦痛を訴えている状況ですが、客観的な判断が難しい状態です。
症状も人によって違いが出てくるため、むち打ち症と判断するのが難しくなっていきます。
だからこそ交通事故にあった時には、これが原因であるとはっきりと証明する為にもすぐに診断を受ける必要があるでしょう。
時間が経つとどれが原因なのかはっきり分からなくなるからです。

言葉として伝えていくこと

主訴として判断されることが多いむち打ち症ですが、だからこそ大切なのは伝えることです。
自分がどのような症状なのかどのように辛いのかを医師などに伝えなければいけません
実際問題として伝えにくいところも出てきます。
わかってもらえないと思う場面もあるでしょう。
それでも現実的に辛いのは被害者の自分です。
その内容を診断書に書いてもらわなければいけません。
どういう状態が続いているのか、一体何が辛いのか、はっきりと話して行きます。
交通事故と関連性があることを証明するためにも、どんどんと話していく必要があるでしょう。

実際に後から後遺障害認定を受ける時に、本当に交通事故が原因だったかどうか立証しなければいけません。
どういう過程で症状が現れてきたのか、はっきりと分からないが何が起きているかを伝えることで立証しやすくなります。
保険会社はできるだけ支払いたくない立場なのも重要です。
保険会社が悪いわけではなく、彼らは営利企業なのを忘れてはいけません。
保険金を活用し利益を上げるのが保険会社のお仕事です。
仕事としてできる限り支払わないで行くことが利益を生みます。
交渉を重ねていくのも当然のことになるため、こちらも受けた損害をしっかり賠償してもらうために用意していく必要があるのです。

言葉として伝えていかなければいけないため、信頼できる相手を見つける必要もあるでしょう。
整形外科だけではなく、しっかりと経営し対応している接骨院に話をするのも大切です。
接骨院ではレントゲンを中心にするのではなく、今起きている痛みから何が原因なのかを考えていきます。
ここに違いがあるため、どうしても言葉が伝えにくい時など、接骨院を利用する方がいいでしょう。

プロフィール

みなさん、こんにちは。
たまいです。

接骨院の院長をしながら、プロの格闘技家もしています。
かなり少ない女性の接骨院の院長として群馬県の館林市で活動しておりますが、学生時代はソフトボールの選手でした。
その経験を生かして、女性目線を含め、トレーニングに関する情報発信をしていこうと考えおります。
ほかにはない質の高いトレーニングや知識をご紹介していきますので、末永くよろしくお願いいたします。