雨の日とタイヤの関係

雨の日の危険性

雨の日には交通事故の発生確率が4倍に跳ね上がります。
館林周辺の道路事情を考えても、交通事故を雨の日に多く見かけるケースがあるでしょう。
それほど危険性が高まるため、運転には十分配慮していかなければいけません。
しかし、運転だけでは交通事故を回避できない理由が存在します。
それは車の状態であり、雨の日に注目しなければいけないのがタイヤの状態になるからです。

タイヤは車と路面をつなぐ大事な部品であり、エンジンから力を伝え前へ進むために必ず必要となります。
雨の日にはこのタイヤの性能や状態が大きな問題となるのです。

自分の車のタイヤを見ていますか?

普段運転する場合にはタイヤが正常な状態になるか確認してから、運転を始めなければいけません。
しかし、多くの人は、そこまで見ることはないでしょう。
これが現実の状況です。

タイヤの溝は雨の日に大きな影響を与えます。
普段車のタイヤの溝をちゃんとチェックしているでしょうか。
この溝の深さによって、雨の日の交通事故のリスクが変化するとしたら、必ずチェックするようになるはずです。
それほど怖いものと認識しなければいけません。

タイヤの状態の違いが制動距離に与える影響

新品のタイヤと使い古して残りが二分山しかないタイヤで比べた場合、車が止まるまでの制動距離は1.5倍に伸びるのです。
これは時速100kmで計測したものですが、1.5倍の意味がわかるでしょうか。
自分が思っているところで止まらないどころか完全に通過してしまうのです。
そこに人がいたなら、ひいてしまう状況は誰でも分かるでしょう。
単なる交通事故ではすみません。
1.5倍の制動距離は、ぶつかった時の速度も高いことを意味しています。
重大な交通事故に発展することは容易に想像しなければいけないのです。
これが分からないようであれば、運転はやめたほうが賢明と言えます。

タイヤはエンジンの力を伝えただけではありません。
路面の抵抗を使って止まるためにもタイヤが必要です。
路面に水分があると、抵抗が失われどうしても止まりにくくなります。
この意味を理解できれば、いかに危険なことかわかるはずです。

雨の日は、タイヤの状況が安全を大きく左右します。
それだけではありません。
新品のタイヤだろうとも、速度を出さなければ制動距離は縮まるのです。
ゆっくり走るだけでも、リスクは大幅に減ります。
余裕を持って行動すれば、スピードも抑えられるのですから、心も時間も余裕を持っていきましょう。

プロフィール

みなさん、こんにちは。
たまいです。

接骨院の院長をしながら、プロの格闘技家もしています。
かなり少ない女性の接骨院の院長として群馬県の館林市で活動しておりますが、学生時代はソフトボールの選手でした。
その経験を生かして、女性目線を含め、トレーニングに関する情報発信をしていこうと考えおります。
ほかにはない質の高いトレーニングや知識をご紹介していきますので、末永くよろしくお願いいたします。