トレーニングする目的は、人それぞれあるはずです。
健康のために始めたいという人もいますし、ビルドアップした身体を目指している人もいるでしょう。
格闘技をはじめ、さまざまスポーツに活かしたいというのもトレーニングの目的です。
年齢的な部分もあります。
体の衰えを感じて、筋肉を維持したいというのも大事な目的です。
ダイエットもあるでしょう。
以前に比べて、トレーニングに関する情報も多くなりました。
インターネットでも簡単に見つけられます。
それだけ多くの人が、トレーニングに対して興味を持つようになったといえますが、だれもが同じようにできるわけではありません。
見ただけで簡単だと思っても、かなりの負担がかかる場合も出てきます。
だれでもそのままできないのは、自分の目的や状態に合わせた方法が必要になるからです。
強度という部分でも違いがあります。
健康的な体を目指すためにするトレーニングとビルドアップ目的では、やってくべき運動強度も違います。
持久力を目的にするのか、瞬発力を求めるのかによっても違いがあるでしょう。
こうした違いも含め、量だけを増やしていくというのは、効率的ではありません。
その分だけ疲労もたまりますし、モチベーションもかかわってきます。
根性論でトレーニングを重ねていくような時代は、怪我をしたりするリスクも踏まえ、終わりを迎えました。
いかに質を保つのか、目的を見据えたトレーニングも大切だと考えています。
トレーニングをしたからと言って、突然飛躍的な能力向上が見られるわけでもありません。
自分の体を理解し、正しくおこなうのが大切です。
休みを挟みながら、適切な量を目指すのも必要でしょう。
パフォーマンスの向上という意味でも、怪我をせずに楽しく続けていくため、質の高い方法を取り入れていかなければいけません。
プロの格闘技家であり、接骨院の院長としての見解を交え、さまざまな方向から質の高いトレーニングを発信していきたいと考えています。
量を重ねていくのではなく、あくまでも質にこだわりますので、お付き合い願えれば幸いです。
