トレーニングは知識が助けてくれる
トレーニングでは、さまざまな知識が助けてくれるます。
もちろん、まったく知らなくても、トレーナーに任せてトレーニングする方法もありでしょう。
このブログのように、手軽なトレーニングを紹介している情報を利用するというのも方法です。
簡単にできるように説明していますし、動画もあるので真似してみるだけでも充実したトレーニングになるように心がけています。
しかし、もう一歩進めようとすると、いろいろな知識が必要となるでしょう。
その知識として、なぜ筋肉が力を発揮できるのか、これを知るのがトレーニングに大事なポイントです。
メカニズムがわかることで、効率よくトレーニングができるからです。
筋肉の動き
筋肉の動きには、中心となる主働筋、補助するための協働筋、反作用を持つ拮抗筋があります。
主働筋をスムーズに弛緩させるためには、ついになっている拮抗筋が動いて初めてスムーズに動きますが、これを相反神経支配と呼びます。
難しい呼び名ですが、もっと簡単に考えてみましょう。
肘を曲げるような動作をするとします。
ペットボトルを持って肘を曲げるようなトレーニングです。
このときには、上腕二頭筋が力こぶを作るように動くのは実感できるでしょう。
上腕二頭筋が主働筋です。
拮抗筋となるのは、二の腕のぷよぷよが気になったりする上腕三頭筋になります。
これが、腕を伸ばそうとしたときには、役割が入れ替わり、主働筋が上腕三頭筋で、拮抗筋が上腕二頭筋に変わるのです。
こうした動作がトレーニングにつながるわけですが、拮抗筋に力が入っていない状態で動かすと、その力を調節できないので怪我をする可能性が出てきます。
間接にダメージを与えてしまったりするため、戻すときもしっかりと力を入れて止めるという動作が必要です。
トレーニングとともに、自分の身体を守っているというのがわかります。
トレーニングとして、上腕二頭筋を鍛えたいとしましょう。
ところが、動きという部分では、必ず拮抗筋が存在しています。
曲げるときは上腕二頭筋、戻すときは上腕三頭筋と入れ替わったわけですから、両方を鍛えるというのが、バランスのいい筋力の源になるのです。
もしも、片方だけの筋肉だけ発達したら、どこかにストレスがかかって怪我をしたりする状況も考えられます。
怪我の予防のためにも
トレーニングだけではありません。
ウォーミングアップするときも同じです。
ストレッチをして筋肉を温めてからというときも、主働筋と協働筋の両方に作用させなければいけません。
怪我の予防という意味でも理解しておくべきポイントです。
こうした内容がわからないときには、専門家やトレーナーに聞いてみるといいでしょう。
怪我をしたときなどに、どうしたらバランスが取れるのか、リハビリを担当してくれる医師や接骨院などで聞いてみるのも方法です。
プロフィール
みなさん、こんにちは。
たまいです。
接骨院の院長をしながら、プロの格闘技家もしています。
かなり少ない女性の接骨院の院長として群馬県の館林市で活動しておりますが、学生時代はソフトボールの選手でした。
その経験を生かして、女性目線を含め、トレーニングに関する情報発信をしていこうと考えおります。
ほかにはない質の高いトレーニングや知識をご紹介していきますので、末永くよろしくお願いいたします。