ペットボトルは意味あるの?


ペットボトルを使ったトレーニングの意味は?

ちょいトレでは、ペットボトルを使ったトレーニングをご紹介してきました。
重さをかけることで負荷が大きくなるというのは、簡単に理解できるでしょう。
やってみた方なら、これが結構つらいということも実感できたはずです。
でも、なんできつくなるのでしょうか?

40%ぐらいの負荷に注目

こうした重りを使ったトレーニングをウェイトトレーニングと呼びます。
筋肉は、収縮する方向にしか力を発揮できないので、このときに重さを使って負荷を付けると、それだけきついトレーニングになるのです。
ですが、いきなりきつい重さにしても、怪我をしてしまいます。
そこで、ちょいトレでは、なにもないよりも少しだけ重さを掛けて、無理なくできるようにペットボトルを使いました。
こうしたトレーニングの総称して、レジスタンストレーニングと呼んだりしますが、負荷が高くなればそれだけ怪我をする可能性が高まります。

レジスタンストレーニングは、負荷が0では効果がないところに注目しています。
パワーを全開にしたときに耐えられる負荷を100%とした時、40%以下になると筋力アップは期待できないと考えられています。
しかし、筋力維持という面では、なにもない状態のフリーウエイトよりも負荷が増えるので有効です。

なにをして40%という値を出してくるのかといえば、前回のレペティション・マキシマムが重要です。
最大反復回数から割り出してみるとわかりやすくなります。
100kgのバーベルなら1回挙げられる!という人なら、1RM100kgです。
ここから割り出していくと、30回以上繰り返せる重さが40%以下といえます。
10回繰り返せるよ!という重さが70%程度になるので、参考にしてみるといいでしょう。

重さもいろいろと変更できるメリット

ちょいトレで考えたときに、500gのペットボトルが軽いと感じ、何回でもできるというのなら、1リットルのペットボトルにしてみると重さが変わります。
水のペットボトルであれば2リットルまであるので、自由に変えられるところもペットボトルをつかったトレーニングの良さなのです。

こうしたウエイトを使ったトレーニングのポイントは、フリーウエイトとの違いにもあります。
フリーウエイトは、トレーニングの動作開始直後に最も力がかかりますが、ペットボトルでも重さをかけると、この時間が長く伸びていくのです。
つまり、軽い重さでもゆっくりと負荷がかかり、筋肉に作用してくれるといえるでしょう。
もちろん、筋肉をパワーアップして、ビルドアップしたいというのであれば、相当な負荷が必要です。
しかし、日常的に使う筋肉をアップしたいというのであれば、ちょいトレぐらいで十分意味があります。

プロフィール

みなさん、こんにちは。
たまいです。

接骨院の院長をしながら、プロの格闘技家もしています。
かなり少ない女性の接骨院の院長として群馬県の館林市で活動しておりますが、学生時代はソフトボールの選手でした。
その経験を生かして、女性目線を含め、トレーニングに関する情報発信をしていこうと考えおります。
ほかにはない質の高いトレーニングや知識をご紹介していきますので、末永くよろしくお願いいたします。