ちょいトレ!とスロートレーニング


ゆっくりでも効果は高い

ちょいトレ!のように、ゆっくりとトレーニングするのには意味があります。
どこでもできるのが特徴のトレーニングでもあり、手軽なのもポイントです。
やる方次第で、機械を使ったトレーニングのような効果まで引き上げることもできます。
研究論文も数多くなり、ゆっくりとトレーニングするスロートレーニングが注目されるようになったのです。

スロートレーニングは、ゆっくりとした動作になりますが、そうなると筋トレとして効果がなさそうに見えてしまいます。
実は、これが間違いということがわかってきました。
ゆっくりとした動作であっても、筋肉はしっかり緊張していきます。
この緊張をキープできるのであれば、筋肉は収縮して血液循環が抑えられるのです。
この状態になると、筋肉の中には乳酸などの物質が溜まります。
ダメな状態なのではというのではありません。
筋肉は、この状態が問題だと考えるのです。
当然乳酸などの代謝物質を外に出さなければいけなくなります。
濃度を下げなければ活動に支障をきたすからです。
これが、パンプアップと呼ばれる状態なのです。

パンプアップをコントロール

パンプアップというのは、運動強度の高いトレーニングで起きるとされていました。
ところが、ちょいトレ!のようなトレーニングでも起こせるのです。
だからといって、トレーニングが楽というわけではありませんが、怪我のリスクは大幅に下げられるようになるでしょう。

筋トレをして、パンパンになった状態は、だれもが一度ぐらい経験があるものです。
これがパンプアップしている状態ですが、うまくコントロールできるのもちょいトレ!の魅力です。

メカニズムとしては、難しいわけではありません。
筋肉に力を入れて、ゆっくりと働きかけてきます。
これによって、筋肉の中の酸素が遮断されて酸欠に陥り、乳酸などの物質が生成されるのです。
感覚神経が排除しようとしていきますが、このときに成長ホルモンを必要とし分泌します。
結果として、代謝が高まり、筋肉も成長していくのです。
つまり、質の高いトレーニングを目指せれば、そこまでの負担は掛けないでいいということになるでしょう。

動きを止めて血流を遮断

ちょいトレ!でみていきます。
動きをストップさせたりすることがありますが、この瞬間に筋肉の血流を遮断することができるのです。
ゆっくりでも力がかかり、その力を上手に使えれば、日常生活の中でも筋肉はつきます。
代謝がアップし、ダイエットにも役立ちますし、成長ホルモンが脂肪も分解してくれるのです。
筋力が正しく付き、姿勢の改善などにもつながるため、少しずつでも取り入れていきませんか?

プロフィール

みなさん、こんにちは。
たまいです。

接骨院の院長をしながら、プロの格闘技家もしています。
かなり少ない女性の接骨院の院長として群馬県の館林市で活動しておりますが、学生時代はソフトボールの選手でした。
その経験を生かして、女性目線を含め、トレーニングに関する情報発信をしていこうと考えおります。
ほかにはない質の高いトレーニングや知識をご紹介していきますので、末永くよろしくお願いいたします。