コロナウイルスの影響で、テレワークなどが増えて体が鈍った人もいっぱいいるでしょう。
運動する機会が極端に減り、体を動かす状態でもなかった人も出てきているはずです。
テレワークが主体となり、なかなか動かない時間も増えてしまったことで、二の腕がゆるくなってしまったという悩みも少なくありません。
動かさないのですから、筋肉も落ちてしまいます。
このような体の緩みを引き締めるというのは、トレーニングとしても簡単なことではありません。
それどころか時間もかかります。
普段から節制をして、運動などもしながら引き締めていくしかないからです。
テレワークが主体になったからといって、突然身体が緩んだわけではなく、実は他の条件も絡んでいるからこそこのような状態になったのを忘れてはいけません。
二の腕が太くなってしまう原因は何か、しっかりと掴んでおく必要があります。
テレワークが主体になってきた現在では、すわりっぱなしという問題が出てくるでしょう。
すわりっぱなしと言うと、足腰に影響は出てくると考えがちで、他の場所には影響が出ないと思いがちです。
そう思いたいと思う気持ちは、誰にでもあるのは間違いありません。
自分が運動をしていないことを否定したいからです。
しかし、これは大きな勘違いで、上半身にも影響が出てきます。
例えば肩が内側に入ってしまう巻き肩と呼ばれる状態の人は、腕を使う力が弱く二の腕が太ってしまう可能性が高まります。
猫背になっている状態とも言えますが、肩や腰にも悪影響を与え、腕が前に出てくることで太く見えたりするのも原因です。
姿勢が良ければこのようには見えないのですが、楽な状態を撮ろうと思うとどうしてもこのような問題を抱えます。
腕の筋肉の衰えという部分では、上腕三頭筋の問題も忘れてはいけません。
上腕二頭筋は普段の生活でも動かしますが、上腕三頭筋はなかなか動かさない筋肉です。
そのぶんだけ脂肪が蓄積しやすく、二の腕が太って見える原因を作り出します。
テレワークになるとパソコンを相手に仕事をすることになりますが、腕を使っているようで実は使っていません。
指先が動いているだけで、腱鞘炎になることはあっても、二の腕が細くなるような刺激はないのです。
一度脂肪がついてしまえば、落とすまでには時間がかかります。
わかっていてもできないこともあるでしょう。
そもそも運動不足になりやすい状態なのですから、脂肪がつきやすくなります。
二の腕についた脂肪も、身体全体のうちの一つに過ぎないのです。
運動機能が低下してくれば、筋力も衰えを見せます。
テレワークで体を動かさないで行けば、さらに衰えが加速していくのです。
筋肉がないということは脂肪の燃焼が潤滑に行われない状態であり、さらにマイナスの要素を加えて行ってきます。
この悪循環を断ち切らなければいつまでたっても腕は細くならないのです。
プロフィール
みなさん、こんにちは。
たまいです。
接骨院の院長をしながら、プロの格闘技家もしています。
かなり少ない女性の接骨院の院長として群馬県の館林市で活動しておりますが、学生時代はソフトボールの選手でした。
その経験を生かして、女性目線を含め、トレーニングに関する情報発信をしていこうと考えおります。
ほかにはない質の高いトレーニングや知識をご紹介していきますので、末永くよろしくお願いいたします。