大腿筋の役割

太ももの筋肉で、体の中でも最も大きな筋肉になるのが大腿四頭筋です。
四頭筋ってなに?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
筋肉の名前で四頭筋などというときには、4つの筋肉で構成されていると考えれば問題ありません。
大腿直筋、内側広筋、中間広筋、外側広筋で構成されていますが、ちょいトレ!をするうえでは名前は知らなくても大丈夫。
それよりも、どんな役割をしているのか、意識しておいたほうが良いことがいっぱいあります。

大腿四頭筋の役割は、なによりも身体を支えることです。
人間の身体は、腰で上半身と下半身をつないでいますが、筋肉で支える役目を担っているのはこの大腿四頭筋です。
ひざの関節も支えており、弱くなるとひざ痛につながります。
ひざ痛でお悩みの方も、大腿四頭筋をトレーニングしてみると、負担を減らせるようになるでしょう。
特に内側の筋肉が弱くなると、半月板や側副靭帯に影響を与えます。
筋肉の成長としてみると、大腿四頭筋は外側のほうが発達しやすく、内側は弱くなる傾向が強いのが特徴です。
ちょいトレ!でも意識してみると、筋肉としてのバランスもよくなるので、悩みを抱えている方は頑張ってみる甲斐があるでしょう。

ダイエットを意識している方、大腿四頭筋は重要です。
筋肉として非常に大きな塊になるわけで、基礎代謝を上げるためにも欠かせません。
基礎代謝が上がれば、体の中のエネルギーを自然に使ってくれます。
痩せやすい身体を作るためには、大腿四頭筋は欠かせません。
太りにくいだけではなく、基礎代謝を高めることで、免疫力の維持にも役立ちます。
基礎体温も上がるので、冷え性にお悩みの方もぜひちょいトレ!してみましょう。

大腿四頭筋をトレーニングする方法の王道は、間違いなくスクワットです。
実際に簡単かといわれると、かなり負担のかかるトレーニングになるのは確かでしょう。
そこで、ちょいトレ!でやったようなペットボトルを持って軽くやる方法だけでも、実践してみる価値があります。
無理して回数をこなさなくても、ペットボトルの分だけ負荷もかかります。
足を広げて腰を落とすようなランジなどの方法も、負担を少し下げてできるスクワットといえるでしょう。

トレーニングで大切なのは、なによりもチャレンジすることです。
ひざ痛などでお悩みのときにも、解決策のひとつにつながってきますので、ちょいトレ!を取り入れてみませんか?
ただし、あまりに痛みがあるときなどは、接骨院などで受診しましょう。

プロフィール

みなさん、こんにちは。
たまいです。

接骨院の院長をしながら、プロの格闘技家もしています。
かなり少ない女性の接骨院の院長として群馬県の館林市で活動しておりますが、学生時代はソフトボールの選手でした。
その経験を生かして、女性目線を含め、トレーニングに関する情報発信をしていこうと考えおります。
ほかにはない質の高いトレーニングや知識をご紹介していきますので、末永くよろしくお願いいたします。