筋肉の温度を上げる?怪我をしないためにも

身体が温まる?

ちょいトレ!をしてみると、身体が温まってくる気がしませんか?
それだけ筋肉を動かし、熱が出てくるからです。
筋肉と熱のことをちょっと考えてみましょう。

筋肉を動かすと熱が出る

筋肉は身体の大事な組織で、人間の動きを作り出しています。
熱を持ち温かくなると伸びやすくなり、冷えると伸びにくいのが性質です。
世の中にある物質の多くがこうした性質を持ちますが、筋肉も例外ではありません。
なにか負荷の大きなトレーニングやスポーツするときなどは、ウォーミングアップをしましょうと言われるはずです。
怪我をして接骨院にかかるときも、ウォーミングアップを欠かさずに!と注意されるでしょう。
つまり、温めてあげて、筋肉が伸びる状態を作ってあげた方が、無理に負荷がかからないということです。
これだけで怪我をする可能性を大きく減らせるようになり、効率的に動けるようになるのです。

例えば、踏み台昇降運動です。
別に踏み台などはなくてもかまいません。
その場で足踏みするだけでも、身体はどんどん温まっていきます。
そのときには、太ももに意識を集中してみましょう。
地面と平行になるまで引き上げてあげると、筋肉は効果的に動き出します。
リズミカルにちょいトレ!していけば、それだけでウエストにも働きかけてくれる大事なウォーミングアップです。
日々の生活の中に、ちょっと取り入れるだけで、怪我の防止にも役立つのですから、ちょいトレ!のメリットが見えてくるでしょう。

怪我をしないためのクールダウン

クールダウンも重要です。
マラソンを長時間していたときに、ゴールしたところ柄スピードを落とし、ゆっくりと走る光景を見かけることがあるでしょう。
これをクールダウンと呼びます。

筋肉は動くと熱を出しますが、急激に下げると怪我をする恐れがあるのです。
バーベキューをしているときに炭を使うことがあります。
消さなければいけないときに、水をかけたりすると割れて砕けてしまうのを見かけるでしょう。
これは、膨張していたものが収縮する現象が起きているからです。
急激な熱の変化によって、状態が変化してしまうと、その分ストレスがかかります。
ゆっくりと熱を抑えて行きながら、血液の循環も維持していくと、負担を減らすことができるのです。

こうした筋肉のケアをしていけば、怪我は格段に減らせます。
普段から気を付けていれば質の高いトレーニングにもつながるのですから、筋肉の温度を考えてみてはいかがでしょうか。

プロフィール

みなさん、こんにちは。
たまいです。

接骨院の院長をしながら、プロの格闘技家もしています。
かなり少ない女性の接骨院の院長として群馬県の館林市で活動しておりますが、学生時代はソフトボールの選手でした。
その経験を生かして、女性目線を含め、トレーニングに関する情報発信をしていこうと考えおります。
ほかにはない質の高いトレーニングや知識をご紹介していきますので、末永くよろしくお願いいたします。