高額な自転車事故の賠償額

自転車事故の賠償額

自転車事故の損害賠償額を知ると、いかに怖いかが見えてきます。
それだけ請求される可能性があり、取り返しのつかない交通事故になる可能性があるからです。
近年、賠償額はどんどんと高額化してきており、単なる事故という言葉では済ませなくなっています。
過去の事例からも、いかに大きな責任を問われるのかを理解すると、保険の加入を含めぢ味なことが見えてくるようになるでしょう。
安全運転はいつでも大事なポイントなのです。

高校生が起こした自転車事故

自転車の事故として高額な請求がされた事例はいくつもありますが、中でも平成20年の東京地方裁判所判決で出されたのが賠償額9266万円です。
この金額からもわかる通り、すでに一般の人が支払える金額を超えています。
この裁判では、男子高校生が被告人です。
自転車横断帯のかなり手前の歩道から、自転車で車道を斜めに横断していきました。
この時に対向車線を直進してきた自転車と衝突してしまったのです。
相手は24歳の男性で 、大きな怪我を負った結果、言語機能喪失などの障害が残りました。
非常に大きな交通事故となっていることがわかりますが、相手にどのような障害が残ったかによって、これほど大きな損害賠償請求が起こされるというところになるでしょう。

高校生であっても、約1億円にも昇る損害賠償請求がなされるというところに注目しなければいけません。
運転している人の年齢は関係なく、被害を受けた人の損害を賠償するという点で、非常に大きな金額になってしまうのです。
これがもっと小さな子供であっても請求されるため、次の裁判の事例を見てみる必要があるでしょう。

小学生の子供に下された判決

平成25年神戸地方裁判所の判決で下されたのが、賠償額9521万円です。
こちらはさらに高額の請求が下されたことで、自転車事故の怖さを一躍世間に広めたと言ってもいいでしょう。
この加害者は、実は男子小学生です。
先ほどの高校生よりもさらに若い子供が事故を起こしました。
夜家に帰ろうと思い自転車で走行している時に事故起こしますが、車道と歩道の区別がない道路を走って池事故になるのです。
そこに歩いていた62歳の女性と正面衝突してしまいます。
女性は頭蓋骨骨折の重傷を負い、意識が戻らない状態となったのです。
ここで大きな被害が分かりますが、子供であっても被害者の女性は大きな障害を追ってしまった事実は変わりません。
非常に怖い事故の内容と言ってもいいでしょ。

これらの損害賠償額は、あくまでも金額として支払いを命じられるだけです。
自転車事故の加害者は、刑事事件として取り扱われるため、罪を問われます。
重過失致死傷罪や過失傷害などに問われる可能性も高く、子供だからといって除外されるわけではありません。
ルールも守らなければいけませんし、常に安全運転を心掛ける必要もあります。
甘く考えていると、子供達の人生だけではなく、周りにいる人たちすべての人生を狂わせてしまうかもしれません。
自転車とはそれだけ怖いものなのです。

プロフィール

みなさん、こんにちは。
たまいです。

接骨院の院長をしながら、プロの格闘技家もしています。
かなり少ない女性の接骨院の院長として群馬県の館林市で活動しておりますが、学生時代はソフトボールの選手でした。
その経験を生かして、女性目線を含め、トレーニングに関する情報発信をしていこうと考えおります。
ほかにはない質の高いトレーニングや知識をご紹介していきますので、末永くよろしくお願いいたします。