交通事故でよく起きるむち打ち症とは

むち打ち症とはどんな時に起きるか

交通事故でよく起きるのがむち打ち症です。
館林のたまい接骨院でも、交通事故の怪我としてよく施術の例がありますが、典型的な怪我と言ってもいいからです。
人間の体は衝撃を受けると耐えようと頑張りますが、身体本体はシートベルトで留められており、衝撃を受け止めることができます。
ところが首から上はそうはいきません。
レースであればヘルメットこと固定していることもありますが、一般の車両でそのような設備はないでしょう。
シートベルトで体を受け止めた後、衝撃で首より上が揺れるように動いてきます。
この時の動きがまるでむちのように見えるため、むち打ち症と呼ばれているのです。

この時、首の筋肉や骨に衝撃が伝わります。
そのダメージはとても大きく広がっていくのは、頭部を支えているからです。
人間の体の中でも最も重い部位と言えるのが頭部で、これを首が支えてくれています。
体が動いた後、頭が振られるように動き、それを首だけで支えなければいけないのです。
だからこそを交通事故でよくむち打ち症が起きると言ってもいいでしょう。

むち打ち症の類型

むち打ち症にもいくつかの類型があります。
その中で最も多いのは頚椎捻挫と呼ばれる状態です。
症状は頭痛や首の痛みを訴えるだけではなく、捻挫しているため前後左右にほとんど動かせません。
それほど強い痛みが出てくるのは、靭帯や筋肉を損傷している可能性があるためです。

筋肉だけではなく神経まで損傷してしまっているのが、神経根損傷型です。
首の痛みだけではなく肩から腕にかけてまで痛みが伸びていくこともありますし、知覚障害がしびれまで出てきます。
身体全体に力が入りにくくなるのも神経根損傷肩の特徴で、できるだけ早く施術をしていかなければ回復できなくなるケースもあるのです。

もっと怖い累計として、脊髄損傷型があります。
脊髄までダメージが広がっている状態で、腕や足にも痛みやしびれが広がっていくのです。
最悪のケースでは、死亡してしまう例もありますし、下半身不随など重篤な症状を見せるケースも少なくありません。

自立神経の損傷から起きる、バレーリュー症候群型もむち打ち症のひとつです。
交感神経と副交感神経がうまく働くなるほどの損傷を受けた場合に出てくる形で、頭痛やめまい、吐き気などが続き、耳鳴りから難聴になるケースもあります。

少し分かりにくいパターンとして、脳脊髄液減少症もむち打ち症となります。
くも膜下から脳脊髄液が漏れてしまっているケースで、頭痛やめまい耳鳴りが続くのが想像の典型例です。
さらに倦怠感が残るようなケースですが、はっきりと分からないことも出てきます。

後から症状が出る理由

交通事故からむち打ち症の症状が出る時間には個人差があります。
これは筋肉が硬直して衝撃を耐えてしまっているためで、状況によっては緊張が解けるまで時間がかかるのです。
筋肉の緊張が解ければダメージの痛みがはっきり認識できるようになり、むち打ち症であることがわかります。
ひどい時には2週間近く経ってから痛みがわかるケースもあるのは、このような体の仕組みがあるからなのです。

ですが、ダメージを受けていることには何も変わりがありません。
交通事故にあったら、まず診察を受ける必要があるのもこうした仕組みがあるからと覚えておきましょう。
館林のたまい接骨院でも交通事故の施術を行なっているため、できるだけ早く診察を受けてください。

http://tamaisekkotuinn.com/

プロフィール

みなさん、こんにちは。
たまいです。

接骨院の院長をしながら、プロの格闘技家もしています。
かなり少ない女性の接骨院の院長として群馬県の館林市で活動しておりますが、学生時代はソフトボールの選手でした。
その経験を生かして、女性目線を含め、トレーニングに関する情報発信をしていこうと考えおります。
ほかにはない質の高いトレーニングや知識をご紹介していきますので、末永くよろしくお願いいたします。