筋肉のグループ


トレーニングで鍛えられる筋肉は、いくつかのグループに分けられます。
上半身と下半身に分けるのは基本ですが、前面と後面にも分けて考えるのが大切です。

前面のグループの役割は、押すというところにあります。
逆に後面の筋肉は引くという動作に使われるのが特徴です。
これがトレーニングの種類にも大きな影響を与えます。

上半身前面の筋肉は、大胸筋、三角筋、上腕三頭筋、前腕伸筋群、腹筋群が代表的です。
上半身後面は、僧帽筋、広背筋、上腕二頭筋、前腕屈伸筋群、脊柱起立筋などがあります。
下半身前面は、腸腰筋群、大腿四頭筋、下腿三頭筋です。
下半身後面は、臀筋群、ハムストリングス、内転筋群があります。

こうした筋肉のほか、深層筋もあります。
この深層筋をインナーマッスルと呼びますが、正確な表記ではありません。
あくまでもトレーニングなどで呼ばれている名称であり、表層筋をアウターマッスルと呼ぶのに対比している習慣的な名称です。

このインナーマッスルを鍛えることが、体幹トレーニングとなります。
表層筋は、鍛えることで変化したことがわかりますが、深層筋は表面から見えないため直接的な確認ができません。
しかし、関節の安定などには重要な筋肉です。
内臓の位置の安定にも作用してくるため、姿勢をうまく保つなど、日常生活にも欠かせない筋肉といえるでしょう。

プロフィール

みなさん、こんにちは。
たまいです。

接骨院の院長をしながら、プロの格闘技家もしています。
かなり少ない女性の接骨院の院長として群馬県の館林市で活動しておりますが、学生時代はソフトボールの選手でした。
その経験を生かして、女性目線を含め、トレーニングに関する情報発信をしていこうと考えおります。
ほかにはない質の高いトレーニングや知識をご紹介していきますので、末永くよろしくお願いいたします。